2014年4月20日日曜日

キャプテン石黒、意地の「代打、俺」

4/19  ◇国際基督教大学グラウンド 対東京工科大学

I C U 210 000 001┃3
工 科  204 000 000┃6

<試合総括>

春季リーグ2戦目。ICUは初回に先制点をあげるものの、そのウラに同点に追いつかれ、更には3回に怒涛の四連打でもう4点を失い、主導権を工科大に渡してしまった。ICUは最終回に追い上げを見せるも、今シーズン二度目の黒星を喫してしまった。


4点を追う9回、先頭の伏屋が左中間を破る二塁打で出塁したところで、ベンチの選手兼任監督・石黒が動いた。

投じた策は、「代打、俺」。なんとしても得点しなければならない場面、自分のバットに試合を託した。

ボールカウント3-1から振り抜いた5球目はレフトへの適時打となった。「超気持ち良かった」と自分のバッティングを振り返りながらも、試合後の石黒の表情は明るくなかった。

「チームに負け癖がついている。何とかして明日は勝たなければ。」

今季すでに2敗を喫したICU。どちらとも得点差が少ないクロースゲームなだけに、この連敗が悔やまれる。この日に引き続き連戦となる日曜日。何としてでも連敗を止め、勝利への足掛かりを作りたい。

2014年4月12日土曜日

春季リーグ開幕! 若き主砲の覚醒

4/12  ◇国際基督教大学グラウンド 対文京学院大学

文 京  110 100 220┃7
I C U 100 110 100┃4

<試合総括>

 2014年度春季リーグ初戦は、ICUの追撃を振り切った文京学院大に軍配が上がった。
打ってはICUの三番・野上と四番・松村のクリーンナップコンビがそれぞれマルチ安打を放ち、好調をアピールした。

 
<コラム>

昨年末からの鍛錬が花開いた瞬間だった。

初回、三塁に走者を置いての打席で、今季から四番を任された松村が鍛錬の成果を発揮した。鋭く弾き返した2球目は右中間へ。同点のタイムリーヒットとなった。「苦手だった外角球を打ててよかった。(右打ちは)昨年からずっと取り組んできた課題でしたから」と誇らしげに語りつつも、松村はその表情にどこか不満さを滲ませていた。

「自分は四番を任されるにあたって、誰よりも勝負強くありたいと思っています。一打席目と二打席目はしっかりと結果を残せましたが、第三、第四打席は好機で凡退してしまった。自分があの場面で打てていたら(勝てていたのではないか)という気持ちは、正直、あります。」

得点圏打率五割を今シーズンの目標に掲げる松村。彼のバッティングが試合の、そしてICUの命運を握っていると言っても過言ではないだろう。ICUの若き主砲の活躍に、更なる期待がかかる。

2014年3月28日金曜日

ICU春期合宿1日目

投手陣が自分達を追い込んでいる。

合宿一日目のメニューはランニング。10メートルダッシュを含むサーキットトレーニングにポール間ダッシュ。極めつけは練習球場から寄宿舎までの約10キロメートルの長距離走だ。

内外野の守備をこなし、春からはリリーバーとしても期待のかかる新二年の谷口は「辛かった。(最後の長距離走は特に)途中でくじけそうになったが、投手仲間3人で走ったから完走できた。」と初日の半日間を振り返る。

残す合宿は後二日。徹底的に己の身体をいじめ抜き、開幕前の総仕上げとしたい。

春季オープン戦 2戦目

3/25  ◇国際基督教大学グラウンド 対東京外国語大学
外 大  010 001 340┃9
I C U 100 003 100┃5

<試合総括>

ICUの春季オープン戦2戦目は2点のリードを守りきれず、東京外国語大学に悔しい一敗を喫した。

春シーズン開幕から先発が期待される藤原と投手として新たに入部した吉田はともに3回を投げ 1失点と上々の仕上がり。特にエースの藤原は被安打1、4奪三振と好調をアピールした。

打ってはリードオフマンの柚原と五番の谷口、六番の伏屋がマルチ安打を記録。得点力アップを課題とするICU打線も、下位打線が機能しはじめたことでシーズンに向けて打力の底上げができそうだ。

2014年3月15日土曜日

オープン戦開幕

3/15  ◇国際基督教大学グラウンド 対武蔵野クラブ

武蔵野  120 010 110┃6
I C U 000 100 003┃4

<試合総括>

 ICUのオープン戦初戦は、コンスタントに得点を重ねた武蔵野クラブに軍配があがった。ICUは9回ウラに怒涛の追い上げをみせるものの後一歩及ばず、2点差での惜敗となった。



 春シーズンにむけて、開幕スタメンに新たな男が名乗りをあげた。新2年の伏屋悠真(ふせやゆうま)外野手だ。5点差を追いかける9回一死、反撃の狼煙をあげたのは彼のバットだった。

 鋭い衝突音が球場に響き渡った。無我夢中で振りぬいた4球目は一二塁間を抜けライト前へ。自身初ヒットとなった。

「良い当たりで、気持ちがよかった」と本人も満足の出来栄え。このヒットを起点に、昨シーズン1年生ながらも不動の二遊間となった柚原・正木の1・2番コンビに打線が繋がり、3点を返すことに成功した。

「初ヒットはやっぱり嬉しいし、これからも(ヒットを)打っていきたい」と抱負を語る伏屋外野手だが、試合後も自主的にグラウンドで居残り練習をするなどスタメン奪取に余念がない様子。残るオープン戦は3試合だが、そこでも存分にアピールし、先輩外野手の定位置を脅かすような存在に成長したい。

2014年3月11日火曜日

球春到来。実践モードへ

3/11 ◇国際基督教大学グラウンド 



<総括>

3/15から始まるオープン戦に向け、実践演習が行われた。

エースの藤原は、2回1/3を被安打2、2奪三振と上々の仕上がりをみせた。「変化球が特にいい。相手打者のタイミングを完全に外せている」と捕手の松村を唸らせるほどだ。

その松村も打撃で持ち前の勝負強さを発揮した。二死三塁の場面で、カウント1-1からの三球目をセンター後方に弾き返した。「(ランナーが三塁にいると)やっぱり返したいじゃないですか。今日はいい感じにボールを捉えられました。」と満面の笑みだった。


春季リーグ戦まであと一か月をきった。日々の鍛錬に加え、これから始まる4回のオープン戦で実戦感覚を取り戻し、万全の状態で開幕を迎えたい。

2014年2月13日木曜日

開幕に向けて

2/12  ◇国際基督教大学グラウンド



ICUのエースが、その腕に磨きをかけている。

雪の残るICUのグラウンド。キャッチャーを立たせたまま、直球を軸に変化球を織り交ぜながら 40球を投げ込んだ。
「まだ8割くらいの仕上がり」という自己評価ながらも、自慢の速球はミットに収まる度に心地よい炸裂音を放っていた。

白球を投げ込む藤原投手
昨年末から挑戦しているという「新球種」も披露した。「完成にはもう少しかかりそう」と語る藤原だったが、高速で右打者の懐をえぐるこの変化球は、ICUの勝ち頭の新たな武器となりそうである。


藤原の球を受けた捕手の松村も、「8割のできでこれだけ投げられれば十分。今日は特に直球の伸びがよかったね」とエースのピッチングに太鼓判を押す。


春季リーグ開幕まであと一か月と少し。

「今シーズンはガチで勝ちにいく」と語るICUのエースの目には「優勝」の二文字しか見えていない。