2014年4月12日土曜日

春季リーグ開幕! 若き主砲の覚醒

4/12  ◇国際基督教大学グラウンド 対文京学院大学

文 京  110 100 220┃7
I C U 100 110 100┃4

<試合総括>

 2014年度春季リーグ初戦は、ICUの追撃を振り切った文京学院大に軍配が上がった。
打ってはICUの三番・野上と四番・松村のクリーンナップコンビがそれぞれマルチ安打を放ち、好調をアピールした。

 
<コラム>

昨年末からの鍛錬が花開いた瞬間だった。

初回、三塁に走者を置いての打席で、今季から四番を任された松村が鍛錬の成果を発揮した。鋭く弾き返した2球目は右中間へ。同点のタイムリーヒットとなった。「苦手だった外角球を打ててよかった。(右打ちは)昨年からずっと取り組んできた課題でしたから」と誇らしげに語りつつも、松村はその表情にどこか不満さを滲ませていた。

「自分は四番を任されるにあたって、誰よりも勝負強くありたいと思っています。一打席目と二打席目はしっかりと結果を残せましたが、第三、第四打席は好機で凡退してしまった。自分があの場面で打てていたら(勝てていたのではないか)という気持ちは、正直、あります。」

得点圏打率五割を今シーズンの目標に掲げる松村。彼のバッティングが試合の、そしてICUの命運を握っていると言っても過言ではないだろう。ICUの若き主砲の活躍に、更なる期待がかかる。

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