電 通 102 002 000┃5
I C U 000 000 100┃1
<試合総括>
春季リーグ九戦目、対電通大二回戦は、ICU先発・藤原の立ち上がりを攻め立てた電通大がそのリードを守り切った。ICUは手痛い5敗目を喫し、今季勝ち越しを逃してしまった。
ICU打線は好機こそ作るものの後が続かず、7回に一点を返すのがやっとだった。
「電通に一敗をつけてやろう」
そう意気込んで臨んだ試合だった。今季無敗で首位を独走する電通大。強力打線に快速投手を誇るチームが相手だけに苦戦を強いられるのは覚悟の上だった。
しかし、ICUの前に立ちはだかったのは「強豪校」という巨人ではなく、「拙攻・拙守」という大きな落とし穴だった。
この試合でICUが電通に献上した五点のうち、初回と3回の合計三失点は投手の乱調によるもの。いずれの回も、被安打はないのに連続四球からの暴投で失点してしまった。打線も得点圏のチャンスが六回もあったにも関わらず、7回の藤原の適時打以外走者を還すことができなかった。
「自滅」は幾度となくICUが経験した苦い負け方だ。目一杯ぶつかって砕け散ったのならば、相手の強さを称えればよい。しかし自分の首を自分で絞めていては先に進めない。残る試合はあと一つ。今シーズンの勝率を五割で終わらせるためにも、次の試合は持てる力すべてで相手と対峙しなければならないだろう。
<試合総括>
春季リーグ九戦目、対電通大二回戦は、ICU先発・藤原の立ち上がりを攻め立てた電通大がそのリードを守り切った。ICUは手痛い5敗目を喫し、今季勝ち越しを逃してしまった。
ICU打線は好機こそ作るものの後が続かず、7回に一点を返すのがやっとだった。
「電通に一敗をつけてやろう」
そう意気込んで臨んだ試合だった。今季無敗で首位を独走する電通大。強力打線に快速投手を誇るチームが相手だけに苦戦を強いられるのは覚悟の上だった。
しかし、ICUの前に立ちはだかったのは「強豪校」という巨人ではなく、「拙攻・拙守」という大きな落とし穴だった。
この試合でICUが電通に献上した五点のうち、初回と3回の合計三失点は投手の乱調によるもの。いずれの回も、被安打はないのに連続四球からの暴投で失点してしまった。打線も得点圏のチャンスが六回もあったにも関わらず、7回の藤原の適時打以外走者を還すことができなかった。
「自滅」は幾度となくICUが経験した苦い負け方だ。目一杯ぶつかって砕け散ったのならば、相手の強さを称えればよい。しかし自分の首を自分で絞めていては先に進めない。残る試合はあと一つ。今シーズンの勝率を五割で終わらせるためにも、次の試合は持てる力すべてで相手と対峙しなければならないだろう。