2013年10月18日金曜日

一回戦の雪辱へ VS 東京工科大

10/13 ◇国際基督教大学グラウンド 対東京工科大学


工 科    030 014 003┃11
I C U  000 001 702┃10


<試合総括>

ICU-工科大の二回戦。ICUは一回戦で大量得点差を埋められ引き分けに持ち込まれた相手への雪辱を誓ったが、あと一歩手が届かず1点差の惜敗となった。


いつも通りの「コールド負け」ペースだった。6回までに8失点。案の定打線も繋がらず、工科大先発の高橋の前に散発3安打1得点と苦しい状況に立たされていた。

しかし、この日はその流れに飲み込まれなかった。勝負は7回の裏。代打出場の松村がライトへの安打で出塁すると、続く三善がセーフティバントを決め無死一・二塁とチャンスを拡大。その後もエラーと四球などで押し出しの1点をもぎとり、なおも場面は無死満塁。
ここから谷口、正木、柚原、野上の4人が立て続けに適時長短打を放ち、怒涛の勢いでもう6点を追加し、この回7得点のビッグイニングを作った。

続く8回はICU、工科大ともに無得点に終わり、同点のまま9回へ突入。

3点リードを許した9回裏、先頭打者の正木はライトオーバーの安打を放ち、返球の隙をつきランニング・ホームランを試みるもギリギリのタイミングで捕殺され一死ランナー無しとICUは苦境に立たされる。
しかし、ICUは最後まで粘りを見せる。

続く柚原はライトへの安打で出塁すると2盗・3盗を決めチャンスを拡大したかと思えば、相手投手の暴投の間に生還。2点差まで追いつくと、続く野上、小林も四球で出塁し一死一二塁とチャンスを維持。7回に代打した松村の代わりに守備に着いた6番・熊谷のサードゴロで二死一三塁と走者を進めると、7回のビッグイニングに貢献した三善がタイムリーを放ち1点差まで追いつくが、次が繋がらず、ここで試合終了となった。

勝利して一回戦の雪辱を果たすまでにはいかなかったが、「負け試合」の雰囲気を覆し、最後まで粘る泥試合ができたという事実は、ICUの今後の推進力になるのではなかろうか。



<コラム>

日頃から、スポリチを読んでくださっている皆様、

この度は更新が1週間近く遅れてしまい、申し訳ありませんでした。

これからは、通常通り試合日かその翌日には更新できると思います。

これからも、スポリチを宜しくお願いします。


三宅利智










2 件のコメント:

  1. スポリチ、いつも楽しく読ませて頂いています。

    打者一順目: 隙を探す。(分析)
    二順目: 隙に付け込む。(アクション)

    これまで観ていると、大抵5回位で体力的な山が来ている投手が多い感じです。

    その投球数もカウントしつつ、相手投手の調子を観察しつつ、
    打者によっては二順目からは1st Strike必打の方針も有りかなと思います。

    残り試合の戦いぶり、期待できますね!
    勇姿を拝見できないですが、遠くより応援しております。

    では!

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  2. ここ数試合において大量失点が気になりますね。
    野球は相手より多くの点を取った方が勝利するスポーツです。
    逆に言えば、相手より多くの点を取られると負けるスポーツです。

    再考すべきはそこなのではありませんか?

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