2014年5月20日火曜日

対工科大。「魔の8回」の行方は...

5/18  ◇東京海洋大学グラウンド 対東京工科大学
工 科  000 000 02┃2
I C U 000 011 07┃9 (連盟規定により8回コールド)

<試合総括>

ICU対工科大2回戦は、2点リードを覆された直後の8回ウラ、ICUが一挙7得点を挙げてコールド勝ちした。先発した藤原は7回1/3を投げて被安打3、失点1の好投。打っては正木が猛打賞を記録した。


野球にジンクスがあるとすれば、ICUにとって「海洋大学グラウンド、対東京工科大」というのは、最悪の組み合わせだった。2013年度秋シーズンのICU-工科一回戦。ICUが14-4と大幅にリードしていたが、8回に工科の猛追を振り切れず、14-14の引き分け試合となった。この引き分けを境にICUの連勝が止まってしまった。「海洋大学グラウンド、対東京工科大」は、そんな苦い思い出が残るカードだった。

しかし、ICUの面々はこのカードを「ジンクス」とは考えず、むしろ「雪辱の好機」と考えていた。何としてでも借りを返す。その意気込みがICUの追い風になった。

この試合も、ICUのリードが8回に返されるという前カードの嫌な思い出を彷彿させる展開となった。追撃され、失速するかと思われたが、今回のICUは一歩も譲らなかった。

四本の安打に五つの四球。それに犠牲フライも相俟ってこの試合の「魔の8回」はICUのものとなった。流れを完全に掌握したICUは、最後に押し出しサヨナラフォアボールを誘い込み、見事に雪辱を果たすに至った。

このカードを取ったことで今シーズンの勝率を五割に戻すことができたICU。春季リーグも残すところ二試合となったが、是が非でも、シーズンを勝ち越して終わりたい。

1 件のコメント:

  1. 残り2つ。4チームによる順位争いも混沌としている様ですが、最近のいい感じの勝ちパターンとムードによって目標達成されることをお祈りしております。

    http://www.yozonet.com/tokyoshin/senseki/h26haru_4.html

    @北緯49度。

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